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健康保険制度の改正ポイント 平成14年9月25日 発行

 今回の健康保険制度改正では、医療費の自己負担や保険料が段階的に増えることになり、早いものは平成14年10月1日から実施されます。今月号では健康保険制度の改正点について解説します。

 

1.医療費の自己負担割合

  【改 正 前】   【改 正 後】   【実施時期】
69歳以下 ・本人2割
・被扶養者3割(入院は2割)
0 ・本人、被扶養者ともに3割
・3歳未満は2割
  平成15年4月1日
 
70歳以上 ・掛かった費用の1割負担
     (1ヶ月の上限有り)
※定額制の診療所では1日850円
     (1ヶ月4回が限度)
0 ・かかった費用の1割負担
      (一定所得者は2割負担)
※1カ月の上限、定額負担は廃止
  平成14年10月1日

2.同じ人が同じ月に同一医療機関で支払う医療費の1ヶ月あたりの自己負担限度額(69歳以下)

  【改 正 前】   【改 正 後】 【実施時期】
一般 63,600円+(医療費-318,000円)×1%
(※37,200円)
0 72,300円+一定限度額を超えた医療費×1%
(※40,200円)
平成14年10月1日
上位所得者 121,800円+(医療費−609,000円)×1%
(※70,800円)
139,800円+一定限度額を超えた医療費×1%
(※77,700円)
低所得者 35,400円(※24,600円) 35,400円(※24,600円)
※上位所得者…標準報酬月額が56万円以上の被保険者及びその被扶養者
※低所得者     …市町村民税非課税世帯の方
※( )内の金額は、直近の1年間で自己負担限度額を3回超えた場合、4回目以降の自己負担限度額です。
※組合健保の場合は各組合ごとに異なります。

3.同じ人が同じ月に同一医療機関で支払う医療費の1カ月あたりの自己負担限度額(70歳以上)

【改 正 前】   【改 正 後】   【実施時期】
区分 外来 入院 0 外来 入院 平成14年10月1日
一般 3,200円
(大病院は
5,300円)
37,200円 12,000円 40,200円
一定以上所得者 40,200円 72,300円+一定限度額を
超えた医療費×1%※
住民税
非課税
世帯
年収130万円超 24,600円
(老齢福祉年金受給者
は15,000円)
8,000円 24,600円
"
以下
15,000円
※一定以上所得者…年金を含む年収637万円以上などの条件に該当する人
※直近の1年間で自己負担限度額を3回超えた場合、4回目以降の自己負担限度額は40,200円となります。

4.保険料率

  【改 正 前】   【改 正 後】   【実施時期】
月額給与
  • 健康保険
    標準報酬月額×8.5%
  • 厚生年金保険
    標準報酬月額×17.35%
0
  • 健康保険
    標準報酬月額×8.2%
  • 厚生年金保険
    標準報酬月額×13.58%
  平成15年4月1日
 
賞  与
  • 実際に支給した賞与額×1%
0
  • 健康保険
    標準賞与額×8.2%
  • 厚生年金保険
    標準賞与額×13.58%
 
※ 標準賞与額…実際に支払った賞与額の1,000円未満を切り捨てた額
※ 1回に支払われる賞与額が200万円(厚生年金は150万円)を超える場合、200万円(厚生年金は150万円)となります。
※ 組合健保の場合は各組合ごとに異なります。

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