

クラウドの衝撃
クラウド(cloud)とは英語で雲の意味です。インターネットのネットワークを「雲」に擬えインターネットで接続された情報端末(パソコンや携帯電話)から遥か彼方の「雲(インターネット)の上」のサーバーに置かれたソフトウエアやデータを利用する仕組みの事です。
このクラウド、すでに世界中の人々が利用する様々な分野のシステムとして活躍しています。
インターネットを通じたワールドワイドシステム(WWWシステム)や携帯電話のiモードなどもクラウドといえるでしょう。
ネットワーク革命とクラウドの衝撃
ネットワークこそがコンピュータだ「The Network is The Computer」、このIT革命の卓抜なスローガンについてはこの&サポート紙上で過去にもご紹介しました。
そしてこのスローガン、今や新しい衣をまとって20年前に想像していた姿を遙かに越え大きなうねりとなって我々の眼前に立ち現れてきつつあります。
クラウドをめぐるネットワークの二つの革命。
携帯電話は当初、持ち運べる電話としてスタートしました。
そして、今やコンピュータに接続し、iモードに代表される様々な機能を持つ究極の携帯端末へと変貌を遂げつつあります。
最早、コンピュータに繋がる端末としては、携帯電話はその数ではパソコンを大きく上回り、クラウド端末の主流となりつつあります。
パソコンもより携帯性に優れた端末の開発競争となっており、その主流もまた机上型から、ノートパソコンへそしてネットブックと呼ばれる格安で携帯性にも優れたパソコンが次々と登場しつつあります。今後ネットワーク端末は、より軽量で携帯性に優れ、安価な製品が主流となることは間違いないでしょう。
第二の革命は、「有線から無線へ」。